NHKの連続ドラマ小説(朝ドラ)の「なつぞら」が終了するといよいよ始まる2019年度後期『朝ドラ・スカーレット』
主演は戸田恵梨香さん。
2000年に放送されたオードリーから約19年ぶりでしかも主演を演じるは初めてと話題を読んでいます。
そこで気になるのが戸田恵梨香さんを盛り立てるキャスト陣とモデルの『神山清子さん』ですよね!
しかも番組ロゴを見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、スカーレットの文字に椀や箸置き・お猪口など、陶器でできた物がちゃんと入っているのです。
そう!今回の朝ドラは、信楽を舞台にした陶器のお話なのです。
という事で今回は、2019年度後期朝ドラの『スカーレット』についてお届けしていきたいと思います。
Contents
【朝ドラ】スカーレットのキャストは?
コチラの画像の方たちがスカーレットの主要キャスト陣です。
そうそうたるメンバーで驚くばかりですよね。
そこで一人ずつ紹介していきます。
川原家(ヒロインの家族)
戸田恵梨香(ヒロイン・川原喜美子 役)
戸田恵梨香さん演じる川原喜美子(かわはらきみこ)は川原家の三人姉妹の長女。
大阪で生まれるが9歳のときに滋賀県信楽に移り住み、子供の頃から一家を支える働き者。
地元の信楽焼に触れ育つのですが戦後まもなく大阪で多感な時期を過ごし信楽に戻り陶芸の道へ
北村一輝(喜美子の父・川原常治 役)
朝ドラ初出演の北村一輝さん演じる川原常治(かわはらじょうじ)は大阪出身。
小学校卒業後、勝奈に丁稚奉公に出ており、戦争で両親と二人の兄を失っている。
戦前から金儲けに目がなく色々と商売に手を出すが見栄を張る癖と、困った人がいると見捨てておけなく、お金が全く残らないタイプの人間。
昭和22年に借金取りから逃げるために知り合いを頼りに一家まるごと信楽に移り住むことになり、運搬の仕事に就く。
意外と楽天家な父親でその楽天家な部分は喜美子が引き継いでいる。
富田靖子(喜美子の母・川原マツ 役)
富田靖子さんが演じる川原マツ(かわはらまつ)は、大阪・八尾市の大地主の娘。
商売で実家に出入りしていた川原常治と駆け落ち同然で結婚。
おっとりと穏やかな性格で常治がすることをすべて笑顔で受け入れ、何一つ文句を言わず信楽も付いてきた良き妻。
少し身体が弱く、長女の皇子を頼りにしています。
頭もよく和洋裁に優れていてすごいパワーを秘めている一面も…。
長女の喜美子の情深いところや粘り強さはこの母親から受け継いでいる
桜庭ななみ(川原家の次女・川原直子 役)
朝ドラ初出演の桜庭ななみさんが演じる川原直子(かわはらなおこ)は川原家の次女で喜美子の上の妹。
3歳のときに起きた空襲でひとり取り残された記憶がトラウマになっている。
性格はワガママの自由奔放で家事手伝いは全くしない。
いつも姉の喜美子と自分を比べて自分が損している様な気がしている。
はやばやに信楽を飛び出すという反抗心はあるのだかその反面、甘えてくる複雑な女の子。
姉の皇子にいつもトラ物を持ち込んで来る。
福田麻由子(川原家の三女・川原百合子 役)
朝ドラ初出演の福田麻由子さんが演じる川原百合子(かわはらゆりこ)は川原家の三女で喜美子の下の妹。
大阪時代はまだ赤ちゃんで、育ちは根っからの信楽っ子。
母親の穏やかで優しい部分を誰よりも引き継いでおり、次女の直子とはまるっきり正反対で、ずっと信楽で長女、喜美子の寄り添い良き相談相手に。
川原家の居候
佐藤隆太(謎の旅人・草間宗一郎 役)
朝ドラ初出演の佐藤隆太さんが演じる草間宗一郎(くさまそういちろう)は常治の悪い癖と言うか、ふとしたことから信楽につれてきた居候。
戦争中は、満州で働いており、日本で空襲にあった妻をずっと探している。
喜美子が幼い頃から温かく接していてくれる。
この草間は柔道の心得もあり信楽の子どもたちはみんな草間から教わっている。
信楽を去ることになるのだか、機会があればいつも喜美子の前に現れ新たな道筋を選ぶきっかけを与えるキーパーソン的な存在。
信楽の人々
大島優子(喜美子の幼なじみ・熊谷照子 役)
大島優子さんが演じる熊谷照子(くまがいてるこ)は喜美子の同級生。
一番大きな窯元『丸熊陶業』の娘。
お嬢様で三味線や日本舞踊などの稽古に余念がなく、勝ち気な性格でプライドが高い。
お嬢様だけあってチヤホヤされるが友達はおらず、転向してきた喜美子には興味を持ち、一緒に柔道を習うことに。
喜美子との関係だが、中が良いのか悪いのか不思議な関係。
林 遣都(喜美子の幼なじみ・大野信作 役)
林遣都さんが演じる大野信作(おおのしんさく)は喜美子の同級生で大野雑貨店の一人息子。
子供の頃から器量がよく貴美子とは真反対の引っ込み思案で気が弱い性格。
貴美子が大阪から戻ってくると成長したのか思わぬ変化を遂げ、貴美子を驚かせる。
財前直見(川原家の隣人・大野陽子 役)
財前直見さん演じる大野陽子(おおのようこ)は信作の母親で大野雑貨店を切り盛りしている。
昔祖母が住んでいた空き家を川原家に提供してくれたおおらかな性格の持ち主。
喜美子の母(マツ)のよく友人となり、川原家の三姉妹を何かと気にかけてくれている。
息子の将来を楽しみしているのだか、すこしたよりがいのn
大阪での出会い
水野美紀(新聞記者・庵堂ちや子 役)
朝ドラ初出演の水野美紀さん演じる庵堂ちや子(あんどうちはこ)は、喜美子が大阪で働いている下宿屋で知り合った女性新聞記者。
男勝りで大雑把。
身の回りのことは全く構わないのだが、仕事になると、真剣そのもの。
女性が仕事をバリバリ働き生きることについて貴美子に大きな影響を与え、触発する人物。
溝端淳平(医学生・酒田圭介役)
朝ドラ初出演の溝端淳平さんが演じる酒田圭介(さかたけいすけ)は喜美子が働く下宿屋に住人。
医学生で、育ちがよくまじめな青年。
大阪で下働きをしている貴美子に優しく兄的存在。
ひょんな事から恋が芽生え交際関係に…。
スカーレットのあらすじは?
舞台は、大阪・滋賀・信楽で時期は戦後まもない頃で絵が得意な主人公『川原喜美子』の物語。
貧しく両親と妹二人で暮らし、頑張り屋の貴美子が幼いながらも働き手として一家を支える。
15歳似のときに喜美子は、生まれた大阪に戻り就職し新天地での出会いで成長。
成長した喜美子は育った信楽に戻り地元の信楽焼に惹かれるようになり、男ばかりの陶芸界に飛び込み奮闘する日々を過ごす。
月日は経ち、愛する男性と結婚。
子供を二人授かるが家庭も仕事も手を抜かず邁進する毎日が続くが思い描いた結婚生活通りには行かず、息子は陶への跡継ぎになるもののやがて別れることに…。
波乱の人生を送り、陶芸への情熱は変わらず自ら窯元を開き喜美子独自の信楽役を見いだす。
たが、相変わらず貧しい生活をしているのですが、父親譲りの困った人をみすていることが出来ない喜美子の元に頼るものは後を絶たない。
その中でも喜美子の人柄と陶芸に惹かれ集まったわ若者たちを我が子のように愛し見守り育てていく。
後に喜美子がつらい状況にあっても支えてくれるのはかつて喜美子が助けた人たち。
窯のように熱く燃える情熱的な絆を結んだ人たちと共に歩んで行く。
モデルの神山清子ってどんな人?
主人公の戸田恵梨香さん演じる川原喜美子は実在の人物が存在しており、神山清子さんがモデルと言われています。
この神山清子さんは存命されている方で、日本の陶芸家でありながら骨髄バンクの立ち上げにも尽力された方です。
劇中では大阪出身になっているのですが、実際は長崎県佐世保の出身。
和洋裁学校を卒業されたのち、同期の絵付け助手に。
スカーレットのストーリーにあるように陶器会社を設立するのですが、当時の窯場は女性が入ると汚れると言われており、窯焚きする女性はいなかったと言います。
その様な環境でも登記に対する情熱で邁進。
後に現れる女性陶芸家に勇気を与えたと言われています。
そんな神山清子さんの息子さんが慢性骨髄性白血病で倒れ、清子さんはドナー探しに奔走。
ドナーは見つかり骨髄移植をし一時は回復傾向になったのですが、ドナーが思いのほか見つかるのに時間がかかり2年後に死去。
この事を受け、骨髄バンクの必要性を訴える活動を始め、骨髄バンクの立ち上げに大きく影響を与えた人物。
半生はもちろん、神山清子さんの子育てを大きく参考にしてスカーレットは制作されている。
最後に主題歌は?
2019年度後期の朝ドラ『スカーレット』の主題はですが担当されるのは『Superfly』に決定しており、タイトルはフレア。
この連続ドラマ小説のために描き下ろしたオリジナルソングです。
「フレア」について
はじけるようなカントリー調のリズムをベースに、Superflyらしいギターサウンドが展開されながらも、シタールやジャンベといった土着的な楽器が印象的に響く、多国籍感あふれる明るくポップな世界観を表現した楽曲。
陶芸家であるドラマの主人公が向き合う“炎”をモチーフに、日々の出来事にも前向きになれるよう、凛としていたいこころもちを歌う歌詞と、柔らかく伸びやかな歌声が心地よく響いていく。
また、タイトルの「フレア」には、炎(flare)と自己表現・才能(flair)のダブルミーニングが含まれている。
と語られています。
未だ配信等はされていないのでお届けすることが出来ませんが、配信等が決定し次第、お届けしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。